司法は無力
今まで書いてきたように、子供を連れ去られて別居となれば、圧倒的に監護権や親権は不利になります。ましてや連れ去ったのが母親であったなら、置き去りにされた父親は絶望的です。司法は圧倒的に母親有利だからです。
では、連れ去られた直後の対応はどうすればいいのでしょうか?
連れ戻す❗️
個人的な考えなので、それがもたらすリスクについては責任をもてません。
が、今の日本の現状、司法の現状を考えたら「すぐに子供を連れ戻す!」ことしか対応策がないように感じます。
同居中の状態から子供を連れ去って別居しても罪になりません。しかし別居後に子供を連れ戻す行為は未成年者略奪誘拐罪になるので罪になる、と書いてあるサイト(特に弁護士サイト)が多くあります。
これは、同居中は共同親権で共同監護の状態なので、監護者である母親(父親)が子供を連れて別の場所で暮らしても罪にならないということ、そして別居が始まると今現在子を監護してるのは子と同居している母親(父親)であるため、監護してない父親(母親)が子を連れ戻すと罪になるというものです。
しかし、連れ去りされたばかりだと、まだ共同監護者であることが認められ罪にならない場合もあるのです。
弁護士に聞いてみました。
「連れ戻したら捕まりますか?」
「うーん、難しいところですが、別居期間が少なければ捕まらないと思いますよ」
警察にも聞いてみました。
「基本的に民事不介入ですね」
9年前に子供を連れ去られて離婚して、親子交流の会を立ち上げて活動している友達にも聞きました。
「何年も活動してきて様々な人を支えてきたり、いろいろ調べてきたと思うけどさ、連れ去りにあったばかりの人に1つだけアドバイスするとしたら何?」
「莫大なリスクはあるけど、すぐに連れもどせ!だろうな。」と。
もちろん連れ戻し後のリスクはとても大きいものでしょう。子供の奪い合いは子供にとっても良くないことでしょう。しかし、正義だと思っていた司法に裏切られた父親(連れ去られた親)たちは、数ヶ月後みんな言っています。「連れ戻ししてればよかった」と。
しかし、別居期間が長くなると婚姻生活は波状していると判断されて、監護者ではない者が子供を連れ去ったとして「未成年者略奪誘拐罪」が適用されるでしょう。
連れ去った側の弁護士は、別居直後の連れ戻しは罪に問うことが難しいと理解しているのだと思います。
だから、でっち上げDVを警察にも相談させ、DV証明をもとに「保護命令」を裁判所から発行させて、連れ去られた親が子供に近づくだけで罪になるような仕掛けを作っているのだと思います。
さらに、子を連れ戻す時に強引な手段を使ったり、相手の家に乗り込んだりすると、別の罪で捕まります。
連れ戻したあとにも、様々な困難も待ち受けています。
それでも、連れ去り問題に法が無力なら、子供を連れ戻すしかないのかと考えてしまいます。
子供を連れ去られたら、連れ去り親となんとか連絡が取れるようにして、連れ去り親の感情を逆立てずに近づいて、なんとか子供と接する機会を作って、無理のない形で子供を連れ戻すのが、唯一の対応手段のような気がしますが、
苦しんでる連れ去られた親は、そこまで心を鬼にして悪い行動はできないし、子供のことを本気で愛してる人が多いので、子供事を考えるとやはりそんな行動はできない人が多いのですが。
司法に求める事
問題の根本は「連れ去り得」にあります。
身勝手な都合で子供を巻き込んで、連れ去って別居する行為をしても罰せられる事なく、むしろ全てのものを手に入れることが出来るような法体系です。
「連れ去り」は「悪」
これを明確にするだけで、救われる子供たちがどれだけいるでしょう。
罰則規定や法改正はいりません。
一方的な合意なき連れ去り別居をした親に対して、「監護権や親権は指定しない」という制裁的な判断をするだけでいいのです。
そして、曖昧なDVや虐待が絡んだ場合、少なくとも家族再構築に向けた判断が必要です。どちらかに監護権や親権が指定されるという判断でなく、どうしたらもとの形に戻れるのかを判断していただきたい。もちろんDVや虐待があったかどうか第三者期間にしっかり判断してもらう仕組みも必要です。
不倫(不貞)などの有責配偶者が、子供を連れ去り、虚偽DVを訴えながら、離婚裁判を通して、子供の親権とお金と離婚を勝ち取る世の中なんて、狂気の世界です。
そろそろ日本も、共同で子供を養育していくことが可能な仕組みが必要だと思いませんか?
「連れ去り」「連れ戻し」
どの道を行っても、最大の被害者は
子供たちであることは間違いないのですから。
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