裁判(審判や調停)
連れ去り後、裁判所に通うことになると次のような種類の審判や調停をすると思います。
監護権指定請求の審判、保全
子の引き渡し請求の審判と保全
夫婦間協議(離婚調停)
婚姻費用請求の調停
財産分与の調停
年金分割調停
慰謝料請求
面会交流調停
この他にも
円満調停や保護命令、
弁護士の懲戒請求、
不当利益返還請求、
裁判官忌避申立、
付調停、
などいろいろやってる人がいます。
もちろん、最高裁まで争っている人も。
その中で、一番大事だと思われるのはやはり「監護権」と「面会交流」だという人か多いですね。
連れ去った親は子供を人質に離婚とお金を請求してきます。もちろん、離婚後の行政の手厚い補助金が目的です。
連れ去られた親は、子供のことだけ考えて、「監護権」や「面会」のことだけ考えるのです。
この時点でどちらが親としてふさわしいかわかるようなものですがね。
ようするに「子供」と「お金」の戦いになるのです。
監護権と面会
前に書いたように、よほどのことがない限り、監護権は連れ去った妻(夫)になります。これはどうあがいても今の司法の現実です。
受け止めたくないけど、そこを受け止めて前に進むしかありません。
連れ去られた時点で、圧倒的に不利なのです。
そこからの行動の選択肢は2つ。
1、裁判に頼らずに、面会の約束を確定させること。
2、徹底的に裁判で白黒つけること。
さらに、他の活動として、この「連れ去り問題」を世の中に広めて社会問題として認知させていく、という行動です。なぜならば、いつ突然「連れ去りは悪」という世論が盛り上がり、その世論の後押しで、裁判所が今まで通りの審判を出すことを躊躇する気持ちになるかわからないからです。
まず、1については、
まずは相手と連絡が取れる状態になっていることが前提ですが、、、
とにかく連れ去った妻をもう一度惚れさせるくらいに、相手の気持ちをコントロールしないといけません。
正論を言っても通じません。相手は感情で動くのです。相手を責めて悪いことを認めさせようとしても逃げるだけです。
心を鬼にして、自分の感情を抑えながら、男と女の心理を学びながら、少しずつ、自分に対しての恐怖心をなくしてあげて、交渉の場につかせることが必要です。
やってはいけないことは、相手が嫌がること。突然子どもの保育園や学校に押しかけたり、実家に連絡したり、悪口や恨みを吹聴したりSNSで書いたりすることは、相手の気持ちを逆なでするだけです。
連れ去りをする妻(夫)は、その時点で非常識なことをしてる認識があり、そんなことをしたら夫(妻)が怒り狂うであろうと想像はできてます。また、弁護士や役所などに相談してる時は、「そんな夫からは逃げた方がいい」などと言われていて、必要以上に怖がっています。まずはその気持ちを平常に戻すことが必要なのです。
そして、話ができる状況ならば、何度も何度も「夫婦の問題と子供のことは別、子供を巻き込まないようにしよう」と訴えることです。連れ去った妻(夫)には、憎しみしかないかもしれません。夫婦の話をしてもさらに揉めるだけです。一旦それは置いておいて、子供のことだけ話すようにしてください。連れ去り親もやはり子供のことを愛してる親が多いです。子供が父(母)に会いたがっているのに、嫌いになった夫に会わせたくないという気持ちの葛藤で悩んでいる妻(夫)も少なからずいます。その子供を愛する気持ちを最大限に引き出してください。
妻(夫)との戦いは、その後でもいいのです。まずは一回、子供と面会することだけを考えて交渉することが大事です。
もし、自分が相手の立場ならどう思うか、それを考えながら行動してください。
一度子供と面会できたなら、そこからの景色が変わっていくと思います。
少しずつ少しずつ面会の回数を増やして、子供と面会をしている実績を作ってください。
子供たちも、最初の面会では戸惑いもあるかもしれませんが、すぐに慣れて、大好きなパパ(ママ)と楽しく過ごすと思います。たとえ離れて暮らしても、子供が両親から愛情を注がれる機会をなくしてはいけないのです。
そして、自分自信も変わらなくてはいけません。連れ去る妻(夫)は、あなたのことが嫌で出て行ったのです。そこを理解しないと相手とは話せません(たとえ嘘や誤解があったとしても)
あなたに対する感情を少しでも変えないと、話をすることすらできないのですから。
2についてですが、
裁判で争いながらの場合、監護権請求がまず申し立てるところだと思いますが、同時に面会の請求もしてください。これは裁判通さなくてもいいです。相手方弁護士に、まず面会させろと伝えてください。何度も何度も伝えてください。
弁護士もわかっています。面会交流に積極的なことが、監護権審判に有利になることを。
なので、審判中に、面会を拒否することは不利に働くと思い、仕方なく面会に応じることも多いです。
離婚弁護士にとっては、「面会」はその後のいろいろなお金の請求のためのカードですから、面会を極力させないで、人質交渉のようなことをしてきます。その前に面会の実績作ることが大事なのです。
面会ができたとしても、面会時の様子を難癖つけてきます。子供が興奮した、面会のあと熱を出した、面会時に不適切な発言があった、などなど。そして面会を制限する方向に動くのが、離婚で儲ける弁護士たちの手段です。面会できたときは、そのようなことに気をつけながら、妻のことは頭から外し、子供と楽しむことだけを考えて面会してください。
面会交流の成功の鍵は
あくまでも相手方の考え方次第
なのです。
これは裁判で決めると、月に一回1時間の交流という、到底子供の福祉とはいえない決定や養育という言葉さえおかしい状況になります。
さらには裁判所や弁護士の天下り機関のFPICという面会交流斡旋施設での
面会を余儀なくされます。ここは子供と1時間会うために15000円くらいは取られます。写真や動画も撮らせてもらえません。離婚ビジネスの二次機関なのです。
裁判所を通さない!
それが面会交流の鍵なのです。
個人的には
ほとんどのことで裁判所を通さない!
弁護士をつけないで交渉する。
それが一番だと考えてます。
何百万もかけて、勝ち取るものは
ほとんどないのですから。
お金でもめて離婚裁判して
双方何百万円も弁護士にはらって
疲弊するだけ。
子供のために、そのお金を
使った方がどれだけいいのか。
離婚などで紛争してる夫婦は
もう一度
子供たちへの愛情のことだけを
考えてみませんか?
何が一番、大切なのですか?
苦しむのは子供たちなのです。
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